David Bowie(デヴィッド・ボウイ)/SERIOUS MOONLIGHT DETROIT JOE LOUISE ARENA 1983 【2CD】

フォーマット:2CD
コンディション(ジャケット/盤):NW/NW
備考:

■オープニングが「The Jean Genie - Star」
■アンコールでは「I Can’t Explain」を演奏

時代は常に濁流の如く流れている。短い髪でクールな佇まいな中、厳かなステージを見せてくれた1979年の来日から4年後、金髪で派手にショウアップされたステージに変貌したボウイが再び来日したのである。時代は1980年代も半ばに差し掛かっていた。70年代と80年代の間には明確なラインが引かれている気がしてならない。1980年から時代はよりポップな方向に舵を向ける、その流れにボウイは機敏に乗ったように思える。

1983年5月18日ブリュッセルで開幕したシリアス・ムーンライト・ツアーは、結果的にボウイのツアー史上最大かつ最長、さらに最も成功したツアーとなった。それまでもロック・ファンには有名なボウイであったが、世間一般に有名になったのもこの時期ではなかっただろうか。ツアー本数は実に96公演を数えた。当初10000人程度の中規模の会場を中心にツアーを行なう予定であったが、アルバム『レッツ・ダンス』の想定を大幅に上回るセールスに伴い、チケットは争奪戦となったため、大規模な会場を中心に日程に組まれることとなった。

ボウイのシリアス・ムーンライト・ツアーといえば、公式で見られるように疾走感あふるる「Look Back In Anger」で開幕するイメージがあろうが、なんと本作が収録されたデトロイト公演は「The Jean Genie」のイントロから「Star」で始まるという変則的なものである。このパターンはツアー中にイレギュラーで何公演かで披露されたものであり、このデトロイト公演もその中のひとつである。多くの公演において「Star」は第一アンコールで「Stay」と並んで演奏されるのが常であったが、この日は「Star」がオープニングとなり、第一アンコールではその代替として「I Can’t Explain」が演奏されているのも注目すべき点である。

そして内容のみならず音質にも非常に優れたもので、ボーカルが近く、イコライジングで加工したような人工的な感じが一切なく、非常にまろやかな音質となっている。1983年のオーディエンス録音の中でも上位に位置する高音質である。

1983年7月30日デトロイト公演を高音質で完全収録。オープニングが「The Jean Genie - Star」という珍しいパターンであるならば、アンコールでは「I Can’t Explain」を演奏するというレアな日である。美しいピクチャー・ディスク仕様の永久保存がっちりプレス盤。

JOE LOUIS ARENA DETROIT MI July 30, 1983
DISC ONE
01. Introduction
02. Star
03. Heroes
04. What In The World
05. Golden Years
06. Fashion
07. Let's Dance
08. Breaking Glass
09. Life On Mars?
10. Sorrow
11. Cat People
12. China Girl
13. Scary Monsters
14. Rebel Rebel
15. White Light, White Heat

DISC TWO
01. Station To Station
02. Cracked Actor
03. Ashes To Ashes
04. Space Oddity
05. band introduction
06. Young Americans
07. Fame
08. TVC15
09. Stay
10. Jean Genie
11. I can't Explain
12. Modern Love

販売価格 4,500円(税込)
型番 helden/DEN-119/120

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