フォーマット:2CD
コンディション(ジャケット/盤):NW/NW
備考:MESSEHALLE NURNBERG GERMANY MARCH 14,1973
■ドミノス「LAYLA」のリフでフェイントをかけて始まる「THE SONG REMAINS THE SAME」
■「RAMBLE ON」を余興で演奏
ウェンディ・レーベルの最新作は、1973年3月14日ニュルンベルク公演になります。1973年欧州ツアーはツェッペリンの最も充実した時期と言われ、演奏の力強さ、メンバーのノリといったものが、特に輝いていた時期として人気の高いツアー。夏のアメリカンツアーからツアー自体が巨大化してしまってからは、いくぶん定型となってしまったコンサートにあって、この春の欧州ツアーはステージで比較的自由に振舞う事が出来た最後のツアーといってもいいでしょう。MCでのジョークや、時折奏でられるイレギュラーな曲は、メンバーの余裕ある様子が伺えます。
このニュルンベルク公演は約一カ月間の短期欧州ツアーの半ばにあたり、緊張と余裕がよい具合に雰囲気を作っているのがわかります。コンサート・ファイルによればジミーのプレイは新たな領域に入ったとの記述があり、まさに素晴らしいコンサートが存分に味わえます。
面白いと言えば、ロバートが“次の曲は、「The Song Remains The Same」です”と言うや否や、ジミーがドミノスの「Layla」の有名なイントロフレーズを奏でるところでしょう。ほんのイントロのみですが、ジミーがあのフレーズを弾くとこうなるのか、なかなか重厚で良いじゃないか、そのまま演奏しろ、などと思ってしまいます(笑)。また「Dazed And Confused」と「Stairway To Heaven」の間には、なんと「Ramble On」が演奏されます。ほんの鼻歌の域を出ないものですが、きちんとギターでレコード通りのリフを奏で、ロバートが悪ノリして乗っかったという感じです。このようなお遊びが自然に出て、しかもメンバー間で示し合わせていたかのように合わせているのがおかしいです。
ウェンディ・レーベル最新作は1973年欧州ツアーより、3月14日ニュルンベルク公演。ワーグナーの壮大なオペラ作品「ニュルンベルクの名歌手」というタイトルに相応しい内容です。美しいピクチャー・ディスク仕様の永久保存がっちりプレス盤。豪華二つ折りデジパック+スリップケース付。
DISC ONE
1. Rock And Roll
2. Over The Hills And Far Away
3. Black Dog
4. Misty Mountain Hop
5. Since I've Been Loving You
6. Dancing Days
7. Bron-Yr-Aur Stomp
8.Layla - The Song Remains The Same
9. The Rain Song
DISC TWO
1. Dazed And Confused
2. Ramble On
3. Stairway to Heaven
4. Whole Lotta Love
5. Heartbreaker
販売価格 |
6,500円(税込)
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型番 |
WENDY/WEC-155/156 |