フォーマット:2CD
コンディション(ジャケット/盤):NW/NW
備考:9 / Oct / 1972
ウェンディ・レーベル第21弾は、1972年二度目の来日公演シリーズ、10月9日大阪フェスティバル・ホール公演です。日本公演のスケジュールで名古屋公演のあと三日間空いたため香港まで遊びに行き、再度日本へ戻ってきて行なった休暇明けの公演です。そんな状況的なこともあって、前年に比べあまり評判のよくない日本公演ですが、そんな中にあってこの日をベスト・パフォーマンスに挙げる人も多いのではないでしょうか。セット・リストは「Black Dog」と「Over The Hills And Far Away」が入れ替わり、オープニングからハードに締まったステージとなっています。「スノウドニアの小屋」がカットされ、その代わりというわけではないのでしょうが、なんとこの年の日本公演唯一「Moby Dick」を演奏しているのが特徴です。タメにタメを作って糸を引くようにねっとりとした「Since I’ve Been Loving You」、「Stairway To Heaven」のエンディングはいつもとメロディの異なるヴォーカルで締めくくられ“ドモアリガト”という日本語も聞けます。「Whole Lotta Love」にはストーンズの「Satisfaction」のフレーズまで飛び出し、またタイトルにもあるように、アンコールでは「Stand By Me」を演奏しているのです!! しかもワン・フレーズだけとか触りだけというのではなく、メンバー全員でフルに1曲完全に演奏。これはもう最大の聴き所といっていいでしょう。オールディーズ好きのロバートの趣味が反映された素晴らしい日本のファンへのプレゼントです。 この日は三種のソースが発掘されていますが、その中でもベストとされる、BP誌での区分ではソース3を使用。数多くのリリースがあるこの大阪公演にあって、ソース3を使用したものとしてはわずか2タイトル目ということになります。しかも既発盤はピッチの狂いに難がありましたが、本タイトルはきっちり補正して ±0 の正しいスピードで聴くことができるのも特長のひとつ。残念ながらこのソース3は「Stairway To Heaven」までしか存在せず、後半はソース2で補完することによって、この日のコンサートをコンプリートで聴くことができます。ウェンディの1972年日本公演シリーズ第二弾、2度目の来日公演でもベスト・パフォーマンスの大阪公演、レア・ナンバー「Stand By Me」をアンコールで演奏している、正確なピッチのソース3を使用、これ以上言うことないでしょう。日本語帯付。
<DISC ONE>
01. ROCK AND ROLL 02. BLACK DOG 03. OVER THE HILLS AND FAR AWAY 04. MISTY MOUNTAIN HOP 05. SINCE I'VE BEEN LOVING YOU 06. DANCING DAYS 07. THE SONG REMAINS THE SAME 08. THE RAIN SONG 09. DAZED AND CONFUSED
<DISC TWO>
01. STAIRWAY TO HEAVEN 02. MOBY DICK 03. WHOLE LOTTA LOVE 04. STAND BY ME 05. HEARTBREAKER
販売価格 |
6,750円(税込)
|
型番 |
WENDY/LZ-025 |