フォーマット:2CD
コンディション(ジャケット/盤):NW/NW
備考:The Summit Houston TX U.S.A. May 4, 1976
マニア必携Mクローデル・レーベルの最新作は、初登場1976年5月4日ヒューストン公演です。
この日はポールにとって10年ぶりの全米ツアーでもフォートワースに続き2日目にあたり、緊張感の中で非常に熱いステージとなっています。
ポールのツアーは、大抵は序盤は地方から始め、日程を経るごとに大都市へ向かう傾向にあり、マスコミが大勢詰め掛ける重要な都市でいきなりやることは稀です。この年の全米ツアーも、ニューヨークやシカゴ、そして最終ロサンゼルスなどはツアー後半に位置し、このヒューストン公演は、どちらかといえばそれらのウォーミングアップ的な位置づけがなされるのではないかと思います。そういう意味ではツアー2日目はいろいろ試行錯誤していてもおかしくはないのですが、前年のUK及びオーストラリア、そして1976年初頭にはほぼ同じセットでヨーロッパ・ツアーを経ていることもあって、新たにアメリカ特別なことはなく、どちらかといえば反応を確かめている感があります。
静かに始まるお馴染みのオープニングはもちろん、一気にスパークする「Rock Show」からのエレクトリック・セットの素晴らしさは言うまでもありません。間にアコースティック・セットを挟んで、再びエレクトリック・セットで締めるという、現在のステージにも繋がるバランスのとれた構成で、ポールの多彩な音楽性が堪能できます。
音質は初登場であることが信じられないくらいに良好で、ボストンやトロント、或いはデトロイトのようなクリアな抜けの良さはありませんが、しっとり落ち着いたアナログ的な暖かみのある音質で、まわりにうるさい客もおらず、じゅうぶん高音質といえるでしょう。
内容はほぼ完璧で、「Medicine Jar」と、「Maybe I’m Amazed」にカットがありますが、それ以外は目立った欠落はなく、ほぼステージ完全収録。タイミングを逸してイントロのピアノが長い「My Love」やツアー序盤でまだPAバランスが悪くリンダのキーボードの音が目立つ「Silly Love Songs」など聴きどころも多いコンサートです。
ポール・マッカートニー&ウイングスの全米ツアー2日目ヒューストン公演を高音質にて収録。美しいピクチャー・ディスク仕様の永久保存がっちりプレス盤です。
DISC ONE
01. Venus And Mars - Rock Show - Jet
02. Let Me Roll it
03. Spirits Of Ancient Egypt
04. Medicine Jar
05. Maybe I'm Amazed
06. Call Me Back Again
07. Lady Madonna
08. The Long And Winding Road
09. Live And Let Die
10. Picasso's Last Words
11. Richard Cory
12. Bluebird
13. I've Just Seen A Face
14. Blackbird
15. Yesterday
DISC TWO
01. You Gave Me The Answer
02. Magneto And Titanium Man
03. My Love
04. Listen To What The Man Said
05. Let'em In
06. Time To Hide
07. Silly Love Songs
08. Beware My Love
09. Letting Go
10. Band On The Run
11. Hi Hi Hi
12. Soily
販売価格 |
4,500円(税込)
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型番 |
misterclaudel/mccd-140/141 |