フォーマット:2CD
コンディション(ジャケット/盤):NW/NW
備考:
本作に収録されているのは、1980年、4度目の来日の初日武道館公演である。1981年のクイーンは、前年にアルバム『ザ・ゲーム』をリリースし、これはアメリカで最大のセールスを記録。シングルは「愛という名の欲望」と「地獄へ道づれ」の2曲が全米ナンバー1ヒットを記録するなど、まさに黄金期とも言うべき創作がピークに達している時期であった。また同時期に映画『フラッシュ・ゴードン』の音楽も担当している。この両アルバムでは今まで忌避していたシンセサイザーが大々的に使用されていることでも、クイーンの転換期となったアルバムである。ちょうどそのような時期に来日公演が行なわれたのである。場所は武道館のみで5連続公演という、衰えるどころか益々高まるクイーンの人気は日本に確実に根付いていたといえるだろう。本作は、その黄金期のクイーンが全米ナンバー1アルバムとシングルを携えて行なった1981年武道館5連続公演の二日目を完全収録したものである。
コンサートは何と「監獄ロック」で開幕する意表を突くオープニングであった。既にビッグ・ネームとなっていたバンドが、しかも数多あるヒット曲を差し置いてカバーで始めるとは驚く。そして2曲目は「ウィ・ウィル・ロック・ユー」なのだが、アレンジをがらりと変えてアップテンポで演奏されるというのが面白い。当時のファンは本当にびっくりしたのではないだろうか。そしてこの来日公演の特長としては、後半のインスト・ナンバーに時間が割かれている点であろう。前述のように『フラッシュ・ゴードン』のサントラを発表した直後ということもあり、ドラムソロやギターソロに続いて同アルバムからの曲をステージでも大々的に披露しているのである。インストとは言っても退屈とは無縁の素晴らしいもので、バンドのテクニシャンとしての側面をこれでもかと見せつけてくれる圧巻の演奏である。そしてコンサートの締めくくりは「ボヘミアン・ラプソディ」はもちろんのこと、最新ヒット曲「愛というの名の欲望」「地獄へ道ずれ」、そして今度はオリジナルに忠実な「ウィ・ウィル・ロック・ユー」と畳みかけるように誰もが知るナンバーが続く。そして「伝説のチャンピョン」で大団円を迎える。
1981年クイーン来日公演より二日日に当たる2月13日武道館公演を高音質にて完全収録。クイーンと日本とは特別な紐帯で結ばれている。本作を聴けば、その理由の一端が伺えるのではないだろうか。美しいピクチャー・ディスク仕様の永久保存がっちりプレス盤。日本語帯付。
LIVE AT BUDOKAN HALL TOKYO JAPAN February 13, 1981
DISC ONE
01. Introduction
02. Jailhouse Rock
03. We Will Rock You
04. Let Me Entertain You
05. Play The Game
06. Mustapha
07. Death On Two Legs
08. Killer Queen
09. I'm In Love With My Car
10. Get Down Make Love
11. Need Your Love Tonight
12. Save Me
13. Now I'm Here
14. Dragon Attack - Now I'm Here (Reprise)
DISC TWO
01. Love Of My Life
02. Keep Yourself Alive
03. Drum solo - Guitar solo
04. Battle Theme
05. Flash
06. The Hero
07. Crazy Little Thing Called Love
08. Bohemian Rhapsody
09. Tie Your Mother Down
10. Another One Bites the Dust
11. Sheer Heart Attack
12. We Will Rock You
13. We Are The Champions
14. God Save The Queen
販売価格 |
4,000円(税込)
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型番 |
shakuntala/STCD-169/170 |